本尊地蔵菩薩
東養寺の開基は不詳ですが、慶長17年(1612年)に現在の千葉県にある寺院から文書を賜ったと記されており、約400年前、室町時代にはすでに創建されていたと伝えられております。
本尊は地蔵菩薩。いわゆるお地蔵さんで、お釈迦様(釈迦如来)がなくなってから五十六億七千万年後に弥勒菩薩が現れるまでの間、六道(地獄道・餓鬼道・畜生道・修羅道・人道・天道)を輪廻する衆生を救う菩薩であるとされます。あらゆる場所に現れ、地獄に落ちた者さえもお救いになると言われています。そのために、人々に親しまれやすい僧形(お坊さんの格好)をしています。
地蔵菩薩は一般的に、頭髪は坊主頭、胸に瓔珞(ようらく)という飾りをつけ、ひじを曲げた左手に宝珠、右手に錫杖を持っているか、もしくは与願印という印を結んでおられます。
もともとお地蔵さんの信仰がはじまったのは平安時代の後期くらいからです。民衆の間に地蔵信仰が定着した鎌倉時代以降は、造寺造仏や写経など極楽浄土に往生するための手立てを持たない庶民の間に爆発的に普及しました。六地蔵をはじめ、身代わり地蔵、泥付地蔵、将軍地蔵などの変わったお地蔵様も多数存在します。
室町時代以降は、東養寺の本尊にも見られる「地蔵三尊」という、脇侍を従えた形式も多く見られるようになりました。
東養寺のお地蔵さんは代々秘仏として祀られており、本堂内陣の奥の茶色の厨子の中に鎮座されております。およそ10年毎にご開帳を行っており、前回は平成20年の新年会でした。次回は平成31年の新年会でのご開帳を予定しております。
本尊は地蔵菩薩。いわゆるお地蔵さんで、お釈迦様(釈迦如来)がなくなってから五十六億七千万年後に弥勒菩薩が現れるまでの間、六道(地獄道・餓鬼道・畜生道・修羅道・人道・天道)を輪廻する衆生を救う菩薩であるとされます。あらゆる場所に現れ、地獄に落ちた者さえもお救いになると言われています。そのために、人々に親しまれやすい僧形(お坊さんの格好)をしています。
地蔵菩薩は一般的に、頭髪は坊主頭、胸に瓔珞(ようらく)という飾りをつけ、ひじを曲げた左手に宝珠、右手に錫杖を持っているか、もしくは与願印という印を結んでおられます。
もともとお地蔵さんの信仰がはじまったのは平安時代の後期くらいからです。民衆の間に地蔵信仰が定着した鎌倉時代以降は、造寺造仏や写経など極楽浄土に往生するための手立てを持たない庶民の間に爆発的に普及しました。六地蔵をはじめ、身代わり地蔵、泥付地蔵、将軍地蔵などの変わったお地蔵様も多数存在します。
室町時代以降は、東養寺の本尊にも見られる「地蔵三尊」という、脇侍を従えた形式も多く見られるようになりました。
東養寺のお地蔵さんは代々秘仏として祀られており、本堂内陣の奥の茶色の厨子の中に鎮座されております。およそ10年毎にご開帳を行っており、前回は平成20年の新年会でした。次回は平成31年の新年会でのご開帳を予定しております。