お盆とお施餓鬼
連日の猛暑に加え、台風による荒天の懸念もでておりますが、皆様お変わりないでしょうか。
例年同様、八月盆(月遅れお盆)の時期がやってまいりました。
「法華経を信じまいらせし大善は我が身仏になるのみならず 父母 仏になり給う、上七代・下七代・上無量生 下無量生の父母等 存外に仏となり給う」
盂蘭盆御書という書物にある記述です。自身が修行を積んで悟りを開けば、自ら仏になるだけではなく、父親、母親も仏になることができる。さらに、過去世は七代、来世は七代先までの自身の子孫を成仏させることができる。そんな意味です。徳を積まれたご先祖様からバトンをしっかり受け継ぎ、修行を重ねたうえでお子さん、お孫さんにそれを渡す。お盆の時期には、お家でご先祖様と過ごしながら、そのようなことも考えてみてください。
さて、暦の上では13日が浄土からのご先祖様の魂のお迎え、14日15日はご先祖様にお家でゆっくりやすんでいただき、16日に送りとなります。
今年の暦は11日(金)が祝日、12日が土曜日で、13日(日)からがお盆となります。基本的には暦を尊重していただければと思いますが、天候にご留意の上、ご都合のつく日にお越しください。
また、お知らせしております通り、今年のお施餓鬼は8月20日(日)に行います。
疫病も落ち着きを見せているので本年は3年ぶりに組寺の御住職の皆様に出仕をいただき
従来の施餓鬼法要を行います。皆様奮ってご参加下さい。(勝手ながら本堂でのお施餓鬼参加は一家族あたり2名様までとさせていただきます。ご了承ください)
また本年は宗祖弘法大師の生誕1250年ということで
10月3日(水)に川口フレンディアで「真言の集い」
というイベントを、
11月13日(月)・14日(火)には本宗の総本山であります
京都の智積院、その他真言宗の名刹を訪れる団参(団体参拝)
を、それぞれ行います。
こちらも詳細は檀信徒様にお送りしております封書をご参照ください。
ご不明点は遠慮なくお問い合わせください。
皆様のお申込み、ご参加を、心よりお待ちしております。