墓地・供養について
- 墓地を購入したいのですが、どうすればよいですか。
- 長いおつきあいとなりますので、住職と面談をさせて頂いた上で、真言宗智山派の檀家さんになって頂きます。
その後、墓所のご案内、石材店をご紹介させて頂き建立となります。
- なかなかお墓まいりに行けないので、お墓の管理が心配です。
- 当山は住職が常駐しており、寺院・墓地の清掃等管理を行なっておりますので、ご安心ください。
- 年回法要とはなんですか?
- 室町時代頃に13の忌日(7日×7、100日、1年、3年、7年、13年、33年)が定まり、お導きの仏さまとして十三仏(不動、釈迦、文殊、普賢、地蔵、弥勒、薬師、観音、勢至、阿弥陀、阿閦、大日、虚空蔵の仏さま)が配当され、精霊は施主の勤めるご法事を縁として十三仏を順次巡り、それぞれの仏・菩薩の徳を授かり、子孫に福徳を施してくださると信じられてきました。
そこで、今日でも特に功徳があるとされる年回(1年、3年、7年、13年、33年など)の故人の命日に、年回法要を行い故人の冥福や菩提のために法要を営むことが大切とされています。
永代供養墓について
- 永代供養墓とはなんですか?
- お寺、霊園が建墓して、家や家族に代わって墓守(供養・管理)をするお墓です。
お参りは自由にできますが、お参りする人がいなくても、いなくなっても無縁仏・無縁墓になる心配がありません。
- 永代供養墓の納骨はどのようになりますか?
- 33回忌法要までは骨壺を安置いたします。その後はご遺骨を永代供養墓内に合祀します。
- 永代供養墓の費用が知りたいです。
- 東養寺では、年間管理費不要、永代供養料一区画30万円です。(ご夫婦の場合は50万円)
年3回(お盆・お彼岸)合同供養を行っておりますが、年回法要をご希望の場合は別途ご相談ください。
真言宗について
- 真言宗智山派とは?
- 日本における仏教の宗派の一つで弘法大師空海を始祖とし、真言宗中興の祖・興教大師覚鑁を開祖とする新義真言宗と呼ばれる宗派の中の一つです。真言宗智山派の総本山は京都の「智積院」にあります。
また、一般の仏教を「顕教」と呼ぶのに対し、真言宗は「密教」と呼びます。
- ご本尊は大日如来と聞きましたが、お寺によってご本尊が違うのはなぜですか。
- 密教では、全ての仏・菩薩は大日如来がその時と場所に応じて姿を変えて現れる、としています。したがって、どの仏様を拝んでも、大日如来を拝んでいることと変わりないと説きます。全ての仏は大日如来の別体です。
仏事について
- お盆、新盆とはなんですか?
- お盆とは、陰暦7月15日の前後数日間をいい、新仏やご先祖さまの精霊をわが家に迎え、供養し、家族と亡き人が共に過ごす期間です。「盆供(ぼんく)」「魂祭(みたままつり)」ともよばれ、四十九日忌(場合によっては三十五日忌)の法事が済んで初めて迎えるお盆のことを新盆(にいぼん)やシン盆、アラ盆などと呼びます。
「お盆」という言葉ですが、正確には「孟蘭盆(うらぼん)」といい、インドの古い言葉「ウランバナ」を中国で音訳したもの。意味は「苦しみ」ですが、お盆の供養によって苦しみから救われると、お盆の由来を記した「仏説盂蘭盆経(ぶっせつうらぼんきょう)」では説かれています。
- お彼岸とはなんですか?
- お彼岸は「彼岸会(ひがんえ)」という仏教行事で、年2回、昼と夜の長さが同じになる「春分の日」と「秋分の日」の前後3日間を含めた1週間を期間とします。仏教では、ご先祖さまのいる世界「極楽」を「彼岸(ひがん)」、私たちが生きているこの世界を「此岸(しがん)」といい、「彼岸」は、西に位置し、「此岸」は、東に位置するとされています。
3月の春分の日と9月の秋分の日は、太陽が真東から昇り、真西に沈むので彼岸と此岸が最も通じやすい日になると考えられ、この時期に先祖供養をするようになりました。
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