晴好雨奇
せいこう-うき。
晴天でも雨天でもすばらしい景色のこと。晴れた日の眺めが美しく、されど雨が降ったら降ったで趣がある、という意味です。関東地区も梅雨入りし、毎日鬱陶しい日が続きますが、考えるまでもなく、雨は自然の恵みとも言え、植物の生育に欠くことのできない要素です。あじさいなど雨露に濡れる花を家の中から見るのも一興ではないでしょうか。
人生もまた同様。清々しく晴れた日もあれば、どんよりとした曇りの日も、じめっとした雨の日も、雷鳴がとどろくような土砂降りの日もあります。ですが、それぞれの日にそれぞれ、考えるべきこと、やるべきことがあります。毎日少しずつでもそれらのミッションを地道にこなし、前に進んでいくことで、結果的に実りある歳月になっていくのではないでしょうか。
朝起きたら「今日はこれをやろう」、寝るときには「今日はこれをやった」。その小さな決意と小さなふりかえりを、積み重ねていきましょう。